JA福島さくらは8月9日、いわき市の当JAいわき梨選果場で「2024年度操業開始式」を開き、梨の本格的な出荷を開始しました。 出荷は10月中旬まで、「幸水」160㌧、「豊水」180㌧、「あきづき」10㌧、「涼豊」15㌧、「新高」35㌧の計400㌧を計画しており、販売額1億5000万円を見込んでいます。 当JAいわき地区梨部会の今年度の生産者数は59人、作付面積は約23㌶。今年度は7月~8月上旬までの高温の影響でやや小玉ですが、糖度は十分の「いわき梨」に仕上がっています。 操業開始式には当JA役職員、同選果場運営委員会、いわき農林事務所など関係機関から約30人が参加し、概況報告や販売宣言を行った後、同選果場長の合図で操業をスタートしました。 当JAの蒲生幸夫専務は「梨はいわき市を代表する人気の農産物。GAP認証の取組など、安全で安心な『サンシャインいわき梨』としてブランド力の強化を図りながら、消費者に信頼される産地を目指し、高単価販売を目指していく」とあいさつしました。