非常時に備え 支店でさすまた講習会開く

 当JA船引支店は1月11日、防犯意識を高めようと、田村市の同支店で田村警察署協力のもと、強盗事件を想定したさすまた講習会を開き、当JA職員や田村警察署員約50人が参加しました。  講習会では、警察官がさすまたの使用目的や使い方を説明。ナイフなどの凶器が届かないように持ち手の遠いところを持つこと、顔を狙うこと、大きな声を出しながら近づくことなどのアドバイスを受けました。  実践演習では、強盗犯が支店窓口にナイフを持って押し入り、現金を要求する想定で行われました。犯人役が「金を出せ、早くしろ」などと来店すると、職員はすばやくさすまたを持ち出し「ナイフを捨てろ」などと大きな声を出しながら犯人に近づき、壁際まで押さえつけました。支店内には大きな声が響き渡り、緊張感に包まれていました。  参加した職員は「犯人役がとても怖く、緊張した。さすまたの使い方を学ぶことができ勉強になった」と話しました。  また、同支店の坪井徳文支店長は「防犯意識を持ち、今回の講習を活かして業務にあたってほしい」と呼びかけました。当JAでは、全支店にさすまたを設置しており防犯意識を高めています。