最高級米「ASAKAMAI887」生育順調

 JA福島さくら郡山地区は9月3日、郡山市の最高級ブランド米「ASAKAMAI887」の生育調査を管内の生産者18人の圃場を巡回し、実施しました。  生育状況は、梅雨明け以降8月上旬まで好天により、出穂が平年に比べ5日程度早まりましたが、8月中旬の低温により出穂の遅れや出穂期間や開花期間が長引いた圃場もありました。  また、8月中旬、9月上旬の低温と日照不足により登熟は緩慢で、特に出穂後30日間の日照時間は近年4年間で最も少ないですが、出穂後の積算温度は平年より3日程度の遅れはあるものの、成熟期はほぼ平年並みとなる見込みです。  今後の栽培管理として、適期の落水、収穫、適切な乾燥調製を的確に行うことなどを示しました。  順調に生育が進めば、今月末から10月上旬にかけて稲刈りを行う予定です。  ASAKAMAI887は食味値88点以上、ふるい目2.0mmなど、厳格な7つの基準をクリアした米のみがなれるブランド米として2017年12月に立ち上げ、現在に至っています。

調査を行う県中農林事務所職員

「ASAKAMAI887」の圃場

稲は順調に生育しています