当JAたむら統括センターは5月20日、三春町の当JAたむら地区特産専門部会加工トマト部会の渡辺正久部会長宅で加工トマト現地指導会を開き、同部会員、㈱カゴメ、JA全農福島、JA職員ら8人が参加しました。 同日はトマトの定植調査も実施し、部会員の圃場を巡回しました。 今年度の同地区における加工トマトの生産は、栽培面積39㌃、出荷量31.2㌧、販売金額148万円の計画となっています。 同指導会では、㈱カゴメの担当者より梅雨入りを迎える時期となる今後の栽培管理について説明しました。病害虫予防のための農薬散布が重要だと呼びかけ、「20℃以下の低温や雨での湿気など、梅雨時期の防除不足によるロスが多いため、しっかり防除をしてほしい」とアドバイスしました。参加した部会員は、農薬の希釈倍率や散布の時期等、複数質問し、情報を共有し合うなど、活気ある雰囲気で指導会が進みました。 加工トマトは、県全体で7月下旬から出荷できるように進めており、今後も同統括センターは生産者や関係機関と連携し、定期巡回や収穫前の時期には視察研修を行っていく予定です。