産地の維持目指し、知識の共有 アグリマイスター勉強会開催

 JA福島さくら郡山地区は7月24日、梨の新規就農者や新たに梨のジョイント栽培に取り組む生産者を対象としたアグリマイスター勉強会を郡山市熱海町の梨のほ場で開催し、5人の新規就農者が参加しました。  今回の勉強会は、梨の産地である同地区の産地維持や、栽培技術の習得を目指し、当JAで「栽培技術の高位平準化」「管内農業振興」「栽培の普及と相談」を目的に、JAの営農指導員と共に活動し、地域に密着した農業振興の具体的な実践を行うために果樹アグリマイスターに認定している谷代栄一さんを講師として招き開催されました。  勉強会では、苗木育成の重要性や、ジョイント栽培のポイントについて学びました。  谷代さんは同市で、梨のジョイント栽培に早い時期から取り組んでおり、「これからジョイント栽培を始める生産者らと情報を共有しながら産地の維持に取り組み、さらなる新規就農者の開拓にも取り組んでいきたい」と話しました。

ジョイントの説明をする谷代さん(右)

実際に見ながら説明していました