良質なぶどう目指す

 当JA郡山統括センターは6月30日、当JA果樹部会ぶどう部会員を対象にぶどう栽培指導会を郡山市内の生産者のほ場2ヵ所で開催し、約30人が参加しました。  同指導会では、これから行われる摘粒・摘芯・袋かけについて県中農林事務所農業振興普及部の職員から説明されました。  今年は、梅雨明けが平年よりも早く、ぶどうの日焼けが懸念されており、摘粒後の袋かけやカサかけの徹底やかん水の十分な実施などについて指導がありました。また、県内で雹害が起きたことを受けて、必要に応じた葉面散布の実施についても呼び掛けられました。  同部会では、福島県オリジナル品種の「あづましずく」の生産に力を入れています。  生産者からは、かん水する際の水の量や摘粒する実の見分け方など様々な質問が飛び交いました。  今年から栽培を開始した生産者は「今年初めて栽培しているので分からないことも多いが、指導会で学んだことをしっかりと実践していきたい」と話しました。

摘粒のやり方を指導する農林事務所指導員