地域農業の振興へ 担い手支援担当者進発式

 JA福島さくらは3月28日、郡山市の本店と各統括センターをテレビ会議でつなぎ、2024年度JA福島さくら担い手支援担当者進発式を開き、担い手担当者22人に辞令を交付しました。  担い手支援担当者は、農家の個別課題の解決や事業の提案を通じて農家との信頼関係を構築し、JA事業拡大に結びつけることを目的に活動しています。  2023年度は、担い手支援担当者の目標訪問件数3,780件に対し、131%の4,956件の訪問活動を実施しました。今年度も計画的に活動し、担い手の所得向上や地域農業の維持発展に向けた活動に取り組みます。  式では、志賀組合長から担い手支援担当者を代表し、三穂田営農経済センターの山田智範さんに辞令を手渡しました。山田さんが「担い手支援担当者として、新規就農者への支援の強化と各関係機関と連携した訪問活動を通して絆づくりに努めていく」と決意表明し、志賀組合長は「地域農業が元気になることで、地域社会全体が元気になる。担当者にはその元気の種を蒔いてもらいたい」と激励しました。  式終了後には、スキルアップ研修を行いました。