基本をしっかり 水稲育苗指導会開く

 当JAたむら統括センターは3月6~8日の期間、当JAたむら地区管内の7ヶ所で2024年産水稲育苗指導会を開きました。  同月6日は、田村市の当JAたむら統括センターで指導会を開き、当JAたむら地区水稲連絡協議会の会員、新規就農者、田村農業普及所、当JAの職員ら約20人が参加し、健苗育苗に向け栽培管理を学びました。  指導会では、同普及所職員が育苗管理について、種子の予措や浸種、播種、温度管理など苗づくりのポイントを説明しました。特に、2023年の種子は高温により休眠が深くなっており発芽しにくい状態のため、種の浸種期間は2~3日程度延長するようにアドバイスしました。  参加した生産者は熱心に聞き入り、「毎年育苗しているが、基本を再確認することができた。今日学んだことを活かし良質な苗作りに努めていきたい」と話しました。  また、猪狩徳孝同協議会長が「近年は猛暑などの異常気象が続いているが、基本に立ち返り、温度や水管理、適期適作に努めてほしい。栽培管理を徹底していただきたい」とあいさつしました。