産地化加速へ 指導会開催

 JA福島さくらたむら地区は3月18日、田村市の同地区本部でさつまいも栽培指導会を開催し、生産者、JA役職員、生産者合わせて25名が参加しました。  同地区では、震災前盛んに葉タバコが栽培されていたが、震災の影響で作付け制限がなされ耕作放棄地が増加しました。  その耕作放棄地の解消や生産面積拡大のため、サツマイモの産地化を目指しています。  また昨年9月には、さつまいもを最大205㌧貯蔵、キュアリングできる設備を整備し、産地化を加速させています。  指導会では、育苗からほ場の準備や基腐病、販売情勢等について、各機関から説明されました。  同地区では、昨年度栽培面積330㌃、販売実績240万円でした。  佐藤松美同部会長は「昨今のサツマイモブームで、需要が安定してきている。今後も、遊休地の解消を図り、産地化を目指していきましょう」と話しました。

挨拶をする佐藤部会長