食品ロスの解消に向けて ほっこり芋甘納豆販売開始

 郡山市の当JA農産物直売施設あぐりあにキッチンカーを出店している焼き芋屋HOKKORIは、11月3日より新商品「ほっこり芋甘納豆」の販売を行っています。  甘納豆に使用するのは、同店代表の織田裕志さんが自家栽培したサツマイモ(紅はるか・紅あずま)で、規格外品や収穫中に切れてしまったサツマイモを同市安原町の㈲五十嵐製菓が加工します。昨年は、生産量3㌧のうち30%が規格外品でした。  織田さんは、規格外品等を廃棄せず、焼き芋にして販売したり、イノシシの餌として猟友会に提供したりしていましたが、「商品として有効活用できないか」と考え、食品ロスの解消やSDGsの取り組みとして㈲五十嵐製菓の協力のもと商品化が実現しました。  消費者からは「甘いけど芋の味がちゃんとしている」、「コーヒーやお酒のおつまみとしても合う」と評判です。  織田さんは「サクサクして食感が良いのが特徴です。自信作なのでぜひご賞味ください」と話しました。  甘納豆はキッチンカーで販売しており、シーズン中は週に5~6日、あぐりあに出店しています。同商品は1日20袋限定で、価格は1袋600円(税込み)です。