住宅ローン利用者向け税務申告セミナー開く

 JA福島さくらは1月20、21日の2日間、JA住宅ローン利用者へのアフターフォローを目的に、当JAの郡山、いわき地区で住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)を中心とした税務申告セミナーを当JAで初めて開きました。JA住宅ローンの利用者約100人が参加し、確定申告の手順や行政の住宅取得に関する支援制度を学びました。  JAバンク福島の顧問税理士の税理士法人三部会計事務所から講師を招き、確定申告の流れや住宅ローン控除、確定申告書の作成方法や年末調整の手続きについて説明を受けました。また、補助金や給付金を受けている場合は、行政などによく確認してから申告するよう注意を促しました。  セミナー後半では、農林中央金庫の職員が「人生100年時代、かしこいお金との付き合いかた」と題して、資産運用やNISAの改正について説明しました。  当JAの佐藤一栄融資部長は「お客様満足度を向上させた中で地域社会に根ざし、皆様に選ばれる金融機関になるため努力を重ねたい」と述べました。  参加者は「住宅取得後の申告は初めてなので、このような場があるのはとてもありがたい」と話しました。