当JAは4月19日、昨年度補正予算及び今年度当初予算「戦略的スマート農業技術の開発・改良事業」の公募に応募し採択されたことを受け、京都大学などと協力し、ピーマンの収穫選果台車および定置型選果装置などの開発を実施し、スマート農業技術に取り組みます。 当JAたむら地区では1986年からピーマンの作付を開始し、昨年度の栽培面積は生産者280人、面積は約2500㌃、販売高は5億4000万円の実績となりました。 しかし、現在は生産者の高齢化が進み、手作業による収穫と庭先選果の作業が品質の低下や規模縮小、新規参入者の妨げとして生産者の大きな負担となっており、軽労化のための革新的技術が求められています。 そのため、今年1月に京都大学、京都府、福島大学、東北農政局、県、田村市、三春町、小野町、JA福島さくらなどで構成されるスマート農業事業に伴うコンソーシアムを設立し、当JA管内ではピーマン、京都府では万願トウガラシの収穫・選別作業の省力化を目指し、情報技術交流を進めています。 今後当JAはコンソーシアムを通じて、持続可能な農業に力を入れていきます。