当JAたむら地区管内で栽培しているふきのとうの出荷が12月6日から始まりました。 今年度は例年よりもやや出荷が遅めで、夏の猛暑の影響により欠株がでていますが品質は良好です。2023年度は面積420㌃、数量約7・2㌧、販売額2600万円を見込んでいます。 同地区管内は、阿武隈高原の西部から中央部に位置しており、標高350~550㍍の中山間地で、夏涼しく、冬の冷え込みも厳しい地形を生かし、冬場の収入源として1952年頃よりふきのとうの栽培をはじめました。 管内では、「八ツ頭」という品種が栽培されており、その名のとおり、花蕾(つぼみ)が多く発生し、実が大きく柔らかいのが特徴。主に関東や県内の市場に出荷しており、高い評価を得ています。 田村市船引町の当JAそさいセンターでは同月11日、淡い黄緑色のふきのとう約220パック(1パック・100㌘)が集荷され、職員が規格や数量を確認しながら出荷作業を行いました。出荷作業は3月まで続く予定です。