ベトナム向け梨検査 病害虫の発生見られず

 JA福島さくらと横浜植物防疫所、福島県、郡山市は5月25、26日の2日間、当JA郡山統括センター管内で栽培するベトナム向け輸出梨の登録生産園地検査を行いました。  検査は、郡山市内の16戸、合計12.4㌶の「有袋二十世紀」の指定園地で行われ、規制対象となる果実腐敗病、黒斑病などの発生の有無と梨の結実から収穫30日前までの袋かけや交信かく乱剤の設置及び農薬散布履歴を検査しました。今年度ベトナムに輸出を予定している「二十世紀」から病害虫の発生は見られませんでした。  同統括センター管内の梨は、安定した糖度とおいしさで同市を代表するブランド認証産品の一つになっており、当JAによるベトナムへの輸出は今年で6回目となります。昨年は6月上旬に降雹による梨への被害がありましたが、予定通りの2.9㌧の数量を輸出できました。今年も同数量の輸出を計画しています。  今回検査した園地は、収穫前の8月頃に検疫官らが2回目の園地検査を行います。10月上旬に大阪府の堺泉北港からベトナムに輸出される予定です。

検査する郡山市職員