防除団によるピーマン共同防除スタート

 当JA桜支店管内の三春町で6月1日、同町樋渡地区のピーマン生産者5戸で構成する樋渡地区ピーマン防除団の生産者がピーマンの共同防除作業を行いました。  田村地域は福島県一のピーマン産地ですが、2006年にピーマン炭そ病が発生以降、梅雨時期に発生拡大による収量の減少、収穫の早期打ち切り等課題を抱えていました。  同地区も同様の課題を抱えていましたが、生産者の高齢化などにより労力確保が出来なかったことを受け、2015年に同防除団を結成しました。共同管理による定期的な薬剤散布を実施し、病害虫の防除、労力の軽減を図り、現在も継続的に取り組んでいます。  今回は、炭そ病やアブラムシなど梅雨前における病害虫の発生予防のため、トンネル被覆資材除去後に生産者3戸の合計約1700株のピーマンの防除作業を行いました。  今後は、露地の作型も含め合計46㌃のほ場で10月上旬まで定期的に共同防除を実施していきます。