当JAの子会社、㈱JA郡山市農業受委託は、郡山市西田町の水稲育苗ハウスに2017年6月に定植したブドウ「ピオーネ」が順調に成育し、収穫期を迎えました。ピオーネは大粒で甘味と酸味のバランスが良く、品質は上々です。 水稲育苗ハウスを利用したブドウのアーチ栽培は、田植え前の一時期を過ぎると遊休状態となる育苗ハウスを有効活用することで、設備投資が少なくても施設栽培ができるというモデル農法を確立しました。栽培面積はハウス3棟(計8.1㌃)で、ピオーネ33本を栽培しています。 今年は約1,000房が実っており、当JA農産物直売施設「あぐりあ」や「旬の庭」をはじめ、いわき市の当JA農産物直売所4店舗などで販売を開始しました。出荷は9月中旬まで続きます。 同社社員は「栄養豊富な土壌からできるブドウは大粒で甘みがある仕上がりとなった。ぜひ、多くの消費者の皆さんに味わってほしい」と話しました。 今後はシャインマスカットの出荷も始まります。