一本一本丁寧に JAカレンダーをたむら支援学校へ委託

 田村市の福島県立たむら支援学校の職業科では、作業学習などの日頃の学習活動や産業現場等における実習を通して働く力を高めることを目的に、カレンダーを袋に詰める作業を受託し、同校の生徒らが作業を行っています。  当JAではこの取り組みに賛同し、一昨年から当JA農産物直売所ふぁせるたむらで配布するカレンダー1,000部の作業を委託しています。  カレンダー作業は、1本ずつ丁寧に袋詰めをし、10本ずつ先生にチェックしてもらいながら進めており、生徒らは「紙を折り曲げないよう、ゆっくり丁寧に作業している」、「長い時間集中し、やり切った時には達成感を感じる」など、ひとりひとりが様々な工夫を凝らして作業を行っていました。  また、同校の小山直人教頭は「作業をする姿から生徒の良い所や、新しい一面を発見することができる。この経験を通じて、人との繋がりを感じたり、自分自身の得意不得意を見つけながら、働く意欲を育み、社会に出ていける人材育成に繋げていきたい」と話しました。