地域の担い手の模範 福島県農業賞受賞

 9月25日、当JA本店にて第64回福島県農業賞の受賞報告会が開かれ、郡山市の㈲武田ファーム代表の武田晃一さんとエミさんが訪れました。  この賞は、農業経営の改善や産地の維持・発展などに取り組み、顕著な業績を上げた県内農家へ贈られる賞で、㈲武田ファームを含む県内農家・法人11組が表彰されました。  同社は、肥育牛250頭の他に、繁殖牛24頭飼育しています。  特に、同社で飼育する肥育牛は郡山市のブランド「うねめ牛」として品質の高さが評価されており、牛にストレスをかけない飼育を心がけ、牛舎環境の整備を徹底し、特製の飼料を与え、霜降りの高品質な牛の生産を実践したとして、農業経営改善部門に表彰されました。  「うねめ牛」は、生後約30ヶ月の黒毛和種と定められた福島牛のなかでも、さらに未経産の雌牛に限定され、同市内で約20ヶ月肥育し、かつ社団法人日本食肉格付協会の定める肉質等級が4または5(最上級)の肉牛を名付けています。  志賀組合長は、「今回の受賞は畜産を営むすべての農業者の励みになる。引き続きご精進いただきたい」と話しました。

受賞報告に訪れた武田社長ご夫婦(中央)と常勤役員