楽しみながら学ぶ サツマイモ苗定植体験

 JA福島さくら郡山地区本部は6月2日、郡山女子大附属高校食物栄養科の生徒らと郡山市西田町の圃場で2021年度郡山女子大附属高校就労体験として、サツマイモ苗定植を行いました。  同体験には、食物科1年生から3年生の生徒111人が参加しました。  農家の高齢化や担い手不足により耕作放棄地が増加している中、農業体験等を通じ、魅力や食の安全安心への関心の高まりを知ってもらうことが目的です。  今回植え付け作業を行った圃場は、㈱JA郡山市農業受委託が耕作放棄地(約127㌃)の解消と地域農業活性化を目指し2015年からサツマイモ栽培に取り組んでおり、生徒らは、紅はるかの苗5000本を一本一本丁寧に手際よく植えました。  参加した生徒代表の食物科3年佐々木莉穂さんは「貴重な体験をさせていただきありがとうございました。美味しいお芋の調理は私たちに任せてください」と話しました。  今後の活動として、圃場の除草作業を行い、芋の生育状況を確認しながら収穫まで学び、体験します。

丁寧に植えこみをする生徒ら