JA福島さくらいわき地区管内のいわき梨選果場は8月10日、「2023年度操業開始式」を開催し、当JA役職員、いわき梨選果場運営委員、JA全農福島、いわき市等関係者、同選果場職員ら約60人が参加し、販売宣言などを行った後、操業を開始し、梨の本格的な出荷が始まりました。 今年度は、例年に比べて梅雨が早く明けたことによる降雨量の減少により小玉ですが、糖度は十分の「いわき梨」に仕上がりました。 いわき地区梨部会の今年度の生産者数は60人、作付面積は23㌶、販売額1億4500万円を見込んでいます。 出荷については、8月下旬~10月下旬までを予定しており、「幸水」161㌧、「豊水」168㌧、「涼豊」7㌧、「新高」14㌧の計350㌧を計画しています。 また、「豊水」と「涼豊」の中間に千葉県育種の「あきづき」の出荷も試験的に開始します。「あきづき」は、市場の評判も良く、今後同市で面積増反を図り、主力品種として販売を計画しています。