西田町の「青いダイヤ」出荷開始

 当JA西田支店管内で「青いダイヤ」ともいわれる梅の収獲が最盛期を迎え、西田梅生産グループが6月17日から「白加賀」と「南高」の出荷をはじめました。今年は暑さやカメムシによる被害の影響で昨年の出荷量5㌧を下回る3㌧の出荷となる見込みです。  収穫した梅は郡山市西田町の当JA三町目倉庫にて、同グループの生産者と当JA職員が傷などを目視し、選別機で規格に分けて出荷します。出荷は6月末までを計画しています。  同グループは、1990年には約3,900㌃の圃場で20戸の生産者がいました。現在は約2000㌃で約10戸と減少していますが、地元の宝を守ろうと生産者一丸となり生産に取り組んでいます。同生産グループ代表の渡辺喜長さんは「量は少ないが品質は良い。後継者不足が課題だが、梅は西田町の特産品なので絶やさずに受け継いでいってほしい」と話しました。  また、同日は、同グループの生産者・増子公雄さんの梅園で郡山市立西田学園の5年生33人を受け入れ、梅の収穫体験を行いました。児童らは「実が大きくて重い」「いっぱい収穫できたので調理するのが楽しみ」と話しました。