収穫目指して、たむら地区でバナナ栽培

 たむら地区七郷支店管内の田村市大越町で農業を営む吉田亀男さん(71)は、36年前から自宅の庭でバナナの路地栽培に挑戦している。栽培を始めて3度目となるバナナの開花が始まり、生長に期待を寄せています。  栽培するバナナの木は約30本で叔父からバナナの苗を譲り受け、庭で栽培を開始しました。これまで独学で栽培を続けてきたが、寒冷地での栽培は難しく、収穫を迎えたことは無いという。  バナナが初めて開花したのは2016年9月下旬。昨年7月下旬には2度目の開花を迎えた。昨年はバナナの実となる果指が成ったが、収穫できる大きさには成長しませんでした。  吉田さんは「6月下旬から苞葉の膨らみが出てきた。暖冬や高温多湿な日が続いているおかげで順調に育っているのかもしれない。今年も今月20日ころには、開花する見通し」と話すとともに、「暗いニュースばかりなので、地域の人たちに明るい話題を届けたい」と笑顔で話してくれました。