福島県農林水産部の沖野浩之部長は4月25日、郡山市園芸ギガ団地組合の影山和雄組合長を訪問し、ギガ団地の進捗を確認しました。 同組合は昨年4月、県内で初めてのギガ団地組合として設立。当JA郡山地区管内でキュウリを園芸振興品目とし、持続可能なキュウリの一大産地を目指して取り組んでいます。現在は組合員18人で、福島県園芸生産拠点育成支援事業や当JAの単独事業などを活用し、約49㌃を施設化しています。 当JA郡山地区の2023年度のキュウリ販売高は約2億9000万円で、将来的には5億円の販売高を目指します。 今回の訪問には、福島県、福島県県中農林事務所、当JAの役職員ら12人が参加し、同農林事務所農業振興普及部の半沢伸治部長がギガ団地の概要や取組の特徴を説明しました。 影山組合長は「規模はまだまだだが、同組合は新規就農者や若手の参入が盛んなので、若い力に期待している」と話し、沖野部長は「キュウリの販売高5億円を目指して取り組んでおり、県の農業を盛り上げる上で心強い」と話しました。