三春町の集落営農組織グリーンファーム込木は4月10日、県内で唯一生産販売に取り組む種なしピーマンの定植作業を開始しました。 種なしピーマンは2019年、当JAがJA全農福島から情報提供を受け、グリーンファーム込木に試験栽培を提案しました。 種なしピーマンの品種名は「タネーラ」で、商品名が「タネなっぴー」。横浜植木㈱が開発し、2022年2月に品種登録されました。種がなく、調理しやすいのが特徴です。 今年の栽培は、グリーンファーム込木が所有するパイプハウスと当JAの農業体験温室を活用し、計5㌃に約700本の苗を定植します。6月中旬から11月下旬まで当JAを通してJA全農福島へ約4㌧の出荷を計画しています。 栽培に取り組むグリーンファーム込木の安部好市さんは、「肥培管理を徹底し、昨年よりも収穫量を増やして出荷していきたい」と意気込みました。