五穀豊穣や安寧祈る 麓山の火祭り

 当JA富岡支店管内の富岡町にある麓山神社で8月15日、「麓山の火祭り」が開かれました。  400年以上続く伝統行事で県の重要無形民俗文化財に指定されている火祭りは麓山神社氏子総代会、はやま青年会、麓山神社伝統芸能保存会が継承しています。新型コロナウイルスの感染拡大で2020年から休止していましたが、昨年から再開しました。  火祭りには、神社総代を務める当JAふたば統括センター遠藤圭一統括部長らが参加しました。  約30人の参加者が上半身裸にさらし姿で燃え盛るたいまつを持って山道を駆け、地区の安寧や五穀豊穣などを祈願しました。頂上の奥の院で祈願成就の万歳三唱をしてから一気に駆け下り、社殿を右回りに巡って祭事を締めくくりました。