いわき市内で唯一のミツバ周年出荷

 当JAいわき統括センター管内のいわき市田人町の農事組合法人黒田野菜生産組合の斉藤清輝代表理事は、管内で希少なミツバを周年で20㌃栽培しています。  作業は本人を含め4人で担い、当JAを通じて地元の市場に出荷し市内を中心に販売されます。  同法人は、1985年に新農業構造改善事業で同町にガラス温室を2棟(20アール)と水耕栽培の設備などを建設しました。  同法人は播種から出荷まで一貫して栽培しており、温度や水の管理に気を配りながら、苗をポットに定植し約40日置いて生育させます。県内市場に日量40㌔を出荷しています。  斉藤代表理事は「一年中毎朝4時起きで収穫しているので、ぜひ新鮮なミツバを味わってほしい」と話しました。  これから需要期の正月に向け、定植しながら出荷量を調整していきます。