当JAたむら統括センターは12月19日、田村市のあぶくま高原の宿「開宝 花の湯」でトマト専門部会実績検討会を開きました。 検討会には部会員、JAや関係機関の職員ら約30人が参加し、今年度販売実績及び販売情勢、次年度の栽培取組について協議しました。 今年度の同統括センター管内のトマトの販売実績は約1億3050万円となりました。7月以降全国的に高温の日が続き、お盆前に出荷数量が増加し相場が下落しましたが、9月以降は前進出荷と低温の影響が重なり出荷数量が少なくなったことで相場が高騰しました。 また、次年度の取組方針として、当JA職員より栽培面積と出荷量の確保、出荷時の色目、作型分化による長期出荷について説明がなされました。 同部会の猪狩徳孝部会長は「今年は例年にない猛暑、収量の減少、9、10月の高値と異例づくめの年だった。夏の猛暑は来年以降も続くと思われるので、皆で研鑽を積み対策していきましょう」とあいさつしました。 また、優良生産者4人を表彰しました。 表彰者は次のとおり。▽最優秀賞=渡辺元▽優秀賞=白岩吉治、木村和代▽部会特別賞=樽井忠雄(敬称略)