新規就農希望者現地見学会 県内外から参加

 当JAたむら統括センターは8月10日、11日の2日間、たむら地域(田村市、三春町、小野町)の行政、県の普及所と連携した田村地域就農支援プロジェクトとして、新規就農希望者を対象とした夏秋野菜の現地見学会を開きました。  見学会には、田村市と宮城県から新規就農希望者2人が参加しました。  農業を始めたい人が同地域の生産者を訪問し、同地域で就農する未来をイメージしてもらうことが目的です。  一泊二日で行われた見学会では、夏秋野菜を栽培する生産者の圃場4ヶ所を見て回りました。そのうち、10日に訪れた㈱OFs-Linkでは、施設栽培のトマトやきゅうり、露地栽培のきゅうりの圃場を見学し、同社の大内俊昌代表取締役社長から就農に至った経緯や就農後の苦労など説明を受けました。  参加者は「各生産者を訪れて、栽培している農作物が異なれば扱っている設備も違い、今後就農した際の参考にしたい。現地で見てみないと分からないことがあったので、参加して良かった」と話しました。  同統括センターは、今後も地域と連携して新規就農希望者に向けた取り組みを行っていきます。