JA福島さくらは10月29日、青森県農林水産部による視察を受け入れ、郡山産米「あさか米」のフラッグシップとなるプレミアム米「ASAKAMAI887」の取り組みを説明しました。 視察研修には、同県農林水産部と当JAの職員7人が出席しました。 同県は、県産米の付加価値向上を図り、持続可能な米産地の育成を目的に、米の高付加価値化に取り組む当JAを視察しました。 視察研修では、当JA職員が「ASAKAMAI887」を生産するまでの経緯や販路、生産部会の取り組みを説明しました。 「ASAKAMAI887」は食味値88点以上と日本米の平均(60~65点)を4割以上上回り、タンパク質含有率6.1%以下、ふるい目2.0㍉などとした生産基準を厳格に設定しています。品質を確保するため、農業生産工程管理(GAP)認定取得者だけが栽培できます。今年度は生産部会員11人が生産に取り組みました。 参加した同県農林水産部職員は「今回の研修を同県産米の付加価値向上の取り組みに生かしたい」と話しました。