高校生考案スイーツをテスト販売 

 三春町の福島県立田村高等学校の生徒が考案した同町産ブルーベリーを使用したスイーツのテスト販売を、1月14日、郡山市西田町の「かんのや本店文助」で開始しました。同月29日までの毎週土曜日と日曜日に実施します。  同町が設けた架空の部署「みらい創生課」に所属する生徒が、菓子製造販売メーカー㈱かんのや屋と、当JAたむら統括センター管内でブルーベリーを栽培する三春ブルーベリー倶楽部と協力し、6次産業化商品の考案に取り組みました。  開発は、地元の高校生と企業、農家が連携して商品を作ることで農産物のPRにつながり、農業支援の一助となるほか、高校生の頑張る姿を見て町民に元気になってもらうことを目的に始まりました。  販売したのは、ブルーベリーのクリームと生クリームのダブルクリームが特徴のオムレット「わんだふる」と、生地、クリーム、ジャムにブルーベリーをふんだんに使用したロールケーキ「和(なごみ)」の2種類。  また、商品の包装にも生徒の意見が反映されています。  14、15日には生徒が店頭に立ち、購入客へアンケートの協力を求めました。

スイーツをPRする生徒たち(左から岩谷春花さん、郡司あすかさん、宮本さやかさん)

生徒考案のスイーツ(ブルーベリーと同町の滝桜を連想させる花びらがデザインされた包装シール)