出荷に向けて選果基準を確認

 当JA郡山地区梨生産部会は8月7日、幸水の出荷最盛期を前に生産者間で出荷規格の確認をするため、郡山地区梨共同選果場で幸水の出荷目ぞろえ会を開き、生産者、JA職員、JA全農福島、県中農林事務所、㈱郡山大新青果関係職員ら約50人が参加しました。  目ぞろえ会では、県内外の販売情勢、現在の生育概況について説明し、併せて収穫期の注意点や今後の防除について指導が行われました。その後、現物を用いて良質確保に向けた選果基準を確認しました。  東北地方では、7月の平均気温が平年より2.5度高く推移し、降水量は平年よりかなり少なくなっています。高温・乾燥条件は、果実の成熟に大きな影響を及ぼし、芯腐れ症の発生やハダニ類の発生が増加する可能性があることから、園地の状況をよく確認し、体調管理には十分注意をして収穫作業にあたってほしいと呼びかけられました。