新規就農者数過去最多 いわき地域新規就農者等推進会議

 福島県の「いわき地域新規就農者等推進会議」によると、同地域の新規就農者数の2022年度実績は49人で、推進会議設置以前を含め過去最多となりました。23年度目標は23人、活動の目安とする30年度の目標は30人としています。  県と関係機関は連携して新規就農者ら担い手の確保・育成に向けて取り組んでおり、いわき地域は22年、県いわき農林事務所、いわき市、当JAいわき統括センターなどで構成する同推進会議を設立しました。連携したサポート体制を構築しており、同統括センターは主に農業技術の習得支援、農業集落とのコミュニケーションなど就農後の経営安定化支援で中心的な役割を担っています。  同推進会議は4月18日、同市のいわき合同庁舎で第1回会議を開きました。関係機関から13人が出席。密に情報を共有して、より効果的に就農支援ができるよう各関係機関、団体の役割を確認、支援対象者と推進状況などを協議しました。年4回の会議を計画しています。

会議の様子