富岡町から元気発信  6次化日本酒発売

 4月8日、富岡町産「天のつぶ」を100%使用した純米吟醸酒「天の希」(てんのき)のお披露目会を醸造元の喜多方市の合資会社喜多の華酒造場で行ないました。  原料の「天のつぶ」は富岡町のふるさと生産組合が生産したもので、1,200キロを使用し、精米歩合55パーセントで醸造しました。  ふるさと生産組合では、現在10名で、7.5ヘクタールの米を作付けしており、天のつぶは、そのうち5.2ヘクタール栽培している。渡辺康男組合長は「地産地消を目標にし、米作りを行っている。富岡町から復興へ向けて元気を発信していきたい。」と話しました。 飲み口は女性でも飲みやすいすっきりとした味わいに仕上がっており、酒瓶のラベルには、富岡町や、米の生産者、酒造の方々皆さんの思いをギュッと絞って一滴に込めたデザインがあしらわれている。  醸造を行った杜氏の星里英さんは「食用米だけで仕込んだのは、初めてで、温度管理に細心の注意を払った。女性でも飲みやすいのでぜひたくさんの方に飲んでほしい」と話した。 問い合わせ先 富岡町商工会 (電話0240-22-3307)