産地化加速へ さつまいも現地指導会開く

 当JA特産専門部会さつまいも部会は5月15日、田村市でさつまいも現地指導会を行い、生産者、田村市、JA職員など約30人が参加しました。  指導会は佐藤松美同部会長のほ場で行われ、田村農業普及所の職員が定植から定植後の管理、病害虫の防除について説明しました。JA全農福島の職員が、貸し出し用の機械について説明し、ほ場で苗移植機の実演を行いました。  同地区では、耕作放棄地の解消や生産面積拡大のためさつまいもの産地化を目指し、同市ではさつまいもを最大205㌧貯蔵、キュアリングできる設備を整備し産地化の後押しをしています。また、今年度からは、同市で昨年末に導入したさつまいも栽培用の農機(農業用トラクター、苗移植機、草刈り機など)をJAを通して同市内の生産者へ貸し出します。  今年度は栽培面積約360㌃、数量約45㌧、販売高900万円を目指します。

苗移植機の使い方を見学する参加者