新たな米の拠点として 小野低温農業倉庫竣工

JA福島さくらは4月25日、たむら地区の品質向上物流合理化施設として小野低温農業倉庫が完成し、竣工式を田村郡小野町の同施設で行いました。式には、当JA役職員や全農福島県本部関係者、根本匠衆議院議員、工事関係者ら43人が参加しました。  以前使用されていた小野・滝根の農業倉庫の老朽化や、小野農業倉庫の進入路が狭くトラック等の大型車両の出入りが難しい状態だったことから、今回の同施設の新設に至りました。同施設は、たむら地区南部エリアにおいては初の低温農業倉庫となります。  同施設は、鉄筋平屋建て、延べ床面積1,554㎡で、26,940俵(1俵60㌔)収容でき、米の品質をより安定させることが可能になります。  当JA管野啓二代表理事組合長は「米の集荷拠点としてだけではなく、品質向上、農家所得の増大、さらには春先の倉庫移動コスト削減にも期待している。集荷した米が思うように出荷できない状況下で、この倉庫がこのエリアで果たす役割には大変意義がある」と挨拶しました。

挨拶をする組合長

感謝状の贈呈

施設内を見る関係者