楢葉町加工用サツマイモ最盛期 荷受け作業も

 当JAふたば地区楢葉町甘藷生産部会でサツマイモの収穫作業が最盛期を迎え、楢葉町甘藷貯蔵施設では当JAによる荷受け作業が行われています。  同部会は、耕作放棄地の解消を目的に2020年に同町の生産者30人で設立し、現在は生産者46人、栽培面積23haでサツマイモを栽培しています。  収穫されたサツマイモは、当JAが荷受けした後、大阪府の白ハト食品工業㈱が復興支援の一環として設立した白ハトグループの㈱福島しろはとファームへ全量販売します。  サツマイモは、同ファームが管理する同施設でキュアリング処理後、最適な環境で熟成させ、同グループの加工工場へ出荷させるほか、楢葉町振興公社が管理する楢葉町特産品開発センターへ出荷され、干し芋や芋けんぴなど同町産特産品として加工されます。  同施設は、再生加速化交付金「被災地域農業復興総合支援事業」を基に同町が2020年に建設しました。最大48tのサツマイモを処理できるキュアリング室が4室設備されており、日本最大級の施設となっています。