当JAたむら統括センターは5月1日、園芸品目(施設・露地栽培)高温・乾燥対策説明会を開催しました。説明会には、生産者、肥料・資材メーカー、田村農業普及所、JA全農福島、当JAの職員ら約30人が参加しました。 昨年は7月中旬から9月中旬まで連日猛暑日が続くなど、近年の気温上昇に伴い、農作物栽培時の高温・乾燥による肥大不足や衰弱などが問題となっています。今年も昨年に引き続き、高い気温の上昇・持続が予想されており、高温・乾燥による作物への影響防止のために生産者支援の一環として行いました。 説明会では、高温乾燥対策に関する技術として、田村農業普及所より施設栽培や露地栽培での対策や研究試験結果の事例を紹介しました。植物へのストレス軽減によって良い生理状態に導く、農薬でも肥料でもない新しい農業資材として注目されているバイオスティミュラント資材を紹介しました。また、ソーラー自動灌水装置の実演も行いました。そのほか、当JAやJA全農福島で設けている補助事業についての説明も行いました。 生産者の熱中症対策や助成支援事業の活用を図りながら、技術や資材の導入により、高温・乾燥や干ばつの防止、そして安定した生産を目指します。