JA福島さくらは5日、農業用ドローン(小型無人飛行機)によるカメムシ類共同防除を開始しました。 当JAでは、近年問題となっているカメムシによる被害低減の効果的な対策として、農業用ドローンを活用した農薬散布を受託し、地域または集落単位での包括的な取組みにより収穫物の品質向上および生産者の作業労働軽減を目的に実施しています。 管内の水稲農家からの申し込みは、約200件、240㌶あり8月上旬から8月中旬まで実施します。 初日には、早朝から郡山地区管内の15㌶で散布を行いました。 当JA担当者は「ドローンでの防除なら多様なほ場条件にも対応でき、防除効果を上げることが期待できる。カメムシによる米の斑点米被害を減らし、農家の所得向上につなげられると思う」と話しました。