JA福島さくらは4月25日、園芸生産技術の改善や先進技術の導入を図り、生産者の農業所得向上と、たむら地区のピーマン産地発展を目的とし、たむら地区園芸ギガ団地組合を設立しました。 田村市の当JAたむら統括センターで同日設立総会を開催し、生産者、JA役職員、関係機関職員ら30人が参加しました。 今年度は7人の組合員が補助事業を活用してハウスやトンネル栽培の設備を整備し、増産体制を構築します。 同組合の昨年度の販売高は5億1801万円で、今年度は5億8500万円の販売高を目指します。 当JA山田賢一常務理事は「今後取り組む生産者へは営農指導や技術指導はもとより、経営面も含めバックアップしていきたい」とあいさつしました。 初代組合長に就任した新田浩氏は「組合員とともに情報を共有し、楽しい農業を若手に受け継げるよう取り組みたい」と話しました。 当JAでの園芸ギガ団地組合設立は2件目となり、今後もギガ団地を起点とし、指導会を開催しながら園芸振興に取り組みます。