新規就農者の支援     産地の維持拡大に注力

 12月11日、郡山市熱海町の谷代果樹園で梨新規就農者への苗木贈呈式を行いました。  今回の取組は梨の産地維持拡大を目的に2021年度農家応援団事業を活用し、新規就農者5名に対して梨「幸水」の苗木を10本ずつ計50本贈呈しました。  この苗木は、当JA農産物振興協議会果樹部会長の谷代栄一氏が約2年間かけ育てたもので、3㍍以上の丈に育っているものです。  当JA郡山地区梨生産部会の佐東富士夫部会長は「今回贈呈した苗木をしっかり育てながら腕を磨いていってほしい。みんなで協力しながら産地を盛り上げていきましょう」と話しました。  今回苗木を受け取った新規就農者の佐東昌樹さんは、熱海町安子島で親が栽培した園地を受け継ぎ、3年前に就農しました。佐東さんは「今回いただいた苗木で耕作面積を増やし、収穫に繋げていきたい。先輩から農業技術を教えてもらいながら腕を磨いていきたい」と話しました。  また、当JA宗形義久郡山地区本部長は「就農者が増えるのは喜ばしいこと。JAとしても新規就農者の支援に力を入れ、産地を守っていきたい」と話しました。

苗木を受け取った新規就農者ら

3㍍以上の丈に育てられた苗木

挨拶をする宗形地区本部長

一人一人に苗木が手渡されました