JA福島さくらは6月17日、郡山市の本店で、2024年度当JA担い手コンサルティングキックオフ会議を開き、JA福島中央会、JA全農福島、農林中央金庫福島支店の担当者や当JAの役職員ら25人が出席しました。 担い手コンサルティングは、コンサル支援先として2法人を選定して、当JAを中心に、JA福島中央会、JA全農福島、農林中央金庫福島支店の4者それぞれのノウハウを生かして法人の課題の可視化し、方向性を示して経営力を強化する取り組みで、2022年度から取り組んでいます。 今回のコンサル対象の法人は郡山市で水稲、トマトをメインとする農事組合法人と、田村市で水稲、ピーマンをメインとする株式会社の2社で、今後ヒアリングやデータの提供を受け、事業実態の把握や財務分析等により、経営課題の「見える化」を図ります。JAの信用事業、営農・経済事業などと連携し、他の金融機関とは異なる総合事業体ならではの解決策を提案します。 当JAの片寄文明金融共済担当常務は「農業者の所得向上に向けた課題解決を図りながら、JAの営農指導員や融資担当者の人材育成も図っていきたい」と話しました。