良質な苗づくり目指す 水稲育苗指導会開く

 当JAたむら統括センターは3月7日から9日まで、管内の7箇所で2023年度水稲育苗指導会を開き、生産者約60人が参加しました。  指導会では田村農業普及所の職員が育苗管理について説明しました。種子の予措や浸種、播種、温度管理など苗づくりのポイントをアドバイスし、健苗育苗に向け、栽培管理について学びました。  また、2022年産米の課題である斑点米、胴割粒等による品質低下、茎数不足などの対策として、2023年は①斑点米カメムシ類の防除②適期の収穫③初期生育の安定による茎数確保④適度な中干しの実施などを徹底していくことを確認しました。  同統括センターでは、2023年産米の出荷契約約83,000俵を目指していきます。  参加者は栽培管理について熱心に聞き入り、「毎年育苗しているが、基本をしっかりと再確認することができた。良質な苗づくりに努めていきたい」と意欲を示しました。  たむら地区水稲連絡協議会の猪狩徳孝会長は「美味しい米づくりには、良質な苗づくりが重要。栽培管理を徹底して頂きたい」とあいさつしました。

栽培管理について説明する田村農業普及所の職員

あいさつをする猪狩会長