福島第一原発を視察し理解深める

 JA福島さくらの役職員は1月12日、双葉町と大熊町にまたがる福島第一原子力発電所を視察しました。  今回の視察は、原発事故からの復興のための廃炉作業の現状把握と、今年の春から夏にかけて行われようとしている処理水海洋放出についての知識を深めることを目的に行われました。  役職員らは、同発電所職員から、ALPS処理水の海洋放出における人体への影響や、トリチウムについて説明を聞き理解を深めました。  志賀組合長は「前例のない取り組みとなるが、安全かつ着実な作業を望む。また海洋放出による風評が出ることの無いよう万全の対策を講ずるとともに、万一、風評が出た場合には補償を含め、きちんとした対応を取っていただきたい」と強く要望しました。

説明を受ける役職員