当JAたむら統括センターは6月13日、広報車による農作業事故防止の啓発活動を当JA常葉支店管内で行いました。 福島県では昨年度、8件の農作業中の死亡事故が発生しました。そのうちの6件が70代以上であり、今後も高齢者による農作業事故の増加が懸念されています。当JAでは移動の際に録音音声を拡声器で流し、呼びかけることで、生産者の農作業事故防止に対する意識醸成を促し、農作業の安全につなげることを目的に、5月から広報車での啓発活動を実施しています。 使用する音声はJA福島中央会作成の「乗用トラクターの転倒・転落防止対策」と「農作業中の熱中症防止対策」の2パターン。それぞれ、シートベルトの着用や不安定な道での余裕を持った走行、涼しい時間帯の作業や水分補給などを呼びかけます。 今後も引き続き広報車による呼びかけに加え、指導会での注意喚起を積極的に行い、地域の農作業安全に努めていきます。