「ロハスの畑プロジェクト」学生がJAと連携した取組を提案

 JA福島さくらは6月24日、郡山市の本店で日本大学工学部の学生と職員から、当JAが苗を提供し、同月8日に定植が完了したサツマイモの今後の利活用にかかる取組の提案を受けました。  今回訪れたのは、同大学工学部のオープンキャンパス実行委員会で「ロハスの畑プロジェクト」の代表を務める鈴木ひかりさんと小松崎諒真さんです。  同プロジェクトは昨年度に立ち上げられ、同大学構内の圃場で農薬や化学肥料に頼らない環境にやさしい循環型農業の実証実験として、サツマイモの自然栽培を行いました。  今年度は、昨年に引き続き、学生食堂の生ごみでバイオガスと液肥を作る他、新たに、生ごみを肥料にリサイクルする「コンポスト」の制作や、「竹パウダー」を使用した栽培を計画しています。  当JAは、食農教育と地域貢献の一環としてこの取組に賛同し、サツマイモの苗や環境に配慮した生分解性マルチなどの農業資材を提供し、栽培指導を行っています。  今回は主な取り組み案として、当JAとの連携による農作業の省力化の検討や取組のPR、学生らによる当JA直売所での収穫後の即売会が提案されました。