当JAふたば地区管内の富岡町にある麓山神社で8月15日、4年ぶりに「麓山の火祭り」が開かれました。 火祭りは、麓山神社氏子総代会やはやま青年会、麓山神社伝統芸能保存会が連携して実施し、400年以上続く伝統行事として県の重要無形民俗文化財にも指定されています。東京電力福島第一原子力発電所事故による中断を経て、2018年に復活しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で2020年から再び休止していました。 約25人の参加者が上半身裸にさらし姿で燃え盛るたいまつを持って山道を駆け、地区の安寧や五穀豊穣などを願いました。その後、頂上の奥の院で祈願成就の万歳三唱をして一気に駆け下り、社殿を右回りに巡って祭事を締めくくりました。 同神社の総代には、当JA遠藤圭一復興対策部長等もおり、4年ぶりの伝統行事の再開に喜びを表しました。