ヒアリングで課題発見 今後のピーマン産地強化に生かす

 当JAたむら統括センターは10月18日、田村市の同統括センターで「福島ならでは」農産物ブランド力強化推進事業中間検討会を開きました。福島県、田村市、いわき市、㈱流通研究所、JA全農福島と同地区の主要品目であるピーマンの状況整理を図り、今後の取り組みについて協議しました。  「福島ならでは」は、福島県農林水産ブランド力強化推進方針に基づき、農林水産物へ戦略的に価値を付与し、生産力強化や情報発信を行うことで、ブランド力・競争力強化に結び付ける取り組みです。市場調査によるニーズの把握で、生産から消費までの連携強化を行います。  検討会には、各機関、当JA職員など22人が出席しました。  ㈱流通研究所は、生産力強化の取り組みとして実施した当JAや生産者へのヒアリング調査の結果を報告。担い手や労働力の確保、作業負荷削減などを課題に挙げ、現在開発に取り組んでいるスマート農業による収穫・選果の効率化、ハウス栽培の推進・定着を意識した新規のサポートなどが必要と説明しました。その他、競合産地との分析調査などの報告も行われました。  同事業では、引き続き各機関で調査・支援の取り組みを行い、たむらのピーマンのブランド力強化を図っていきます。