米の品質向上に向けて あぜ道指導会事前研修会

 当JAいわき地区は5月11日、いわき市の同地区本部において2022年度第1回あぜ道指導会事前研修会を開催し、当JA役職員約30人が参加しました。  この研修会は、指導会を前に米の品質向上を図るための取り組みや方針を学ぶことを目的としています。  研修会では、いわき農林事務所の吉田克哉さんとクミアイ化学工業㈱東北支店の佐山潤さんを講師に迎え、田植え後の栽培管理や病害虫及び難防除雑草の防除、2022年度水稲作付に係る非主食用米への転換取組について説明されました。  2021年度産米価が前年と比べ、1俵(60㌔)当たり2,000円程度下落したことを受け、水田農業の中長期的な取り組みと2022年度産米にかかる取り組み方針の共有がなされました。  福島県では4月1日から5月31日まで、春の農作業安全運動を実施しており、田植え等で農作業中の事故のリスクが高まることから、研修会でも注意喚起がなされました。

講師の話を聞く参加者ら