所得20%向上目指す スマート農業コンソーシアム研究計画設計検討会

 当JAたむら統括センターは6月20、21日の2日間、スマート農業コンソーシアム研究計画設計検討会を開き、たむら地区園芸部会ピーマン専門部会員、各関係機関、当JA役職員ら約30人が出席しました。  同プロジェクトは、次世代選果装置である「選果機能付き収穫台車」などの開発によって、同統括センター管内で生産されているピーマンの収穫・選別作業の労力軽減を目的として昨年立ち上げられました。  今年度2回目の会議となった今回は、国立大学法人京都大学の近藤直教授による全体説明の後、機器の開発を行う各関係機関などから現時点での進捗を報告しました。その後、収穫選果台車を見ながら意見交換を行いました。  実際に次世代選果装置の試運転を行った生産者が、各機関に対して意見や改善点を積極的に述べるなど、活発な議論が繰り広げられました。  21日には、試験機を用いた圃場及びピーマン選果場の視察を行いました。  今後同プロジェクトでは、引き続き実際に装置を利用する生産者のニーズに応える開発・改良をし、12月までに導入前と比較して20%の所得向上を目指していきます。