秋の実りを見守る個性豊かな地域の風物詩 かかし

 当JA郡山地区管内では、収穫間近の稲穂を鳥獣被害から守る個性豊かな「かかし」が今年も設置されています。   郡山市下白岩町の水稲農家・大和田正幸さんのほ場では、かかしとブリキ製のオブジェが田んぼを守っています。かかしとオブジェは大和田さんの手作りです。かかしは足の関節が動かせる造りになっており、草刈り機や噴霧機を持ち作業しているポーズや、ハシゴを上る作業員、風で回転するかかしなどユニークで、「リアルかかし」と呼ばれ、見る人を楽しませています。  また、同市安積町では、地域住民が地域を盛り上げることを目的に「あさか野柴宮案山子まつり実行委員会」を設立し、「かかしロード」と呼ばれる約800㍍の農道に毎年かかしを立てています。今年は50体ほどが並んでいます。かかしは住民らが手作りし、アニメのキャラクターや昔ながらのかかしに仕上がっています。設置期間は、稲刈りが終わりを迎える10月6日まで。

白岩町のかかし

安積町のかかし